いつか

さとし@システム管理

夜中の2時17分。スマホが震えた。「写真を共有しました」送り主は、自分。おかしい。その時間、自分は寝ていた。気味が悪くなって写真を開く。真っ暗な部屋。自分の寝室だ。ベッドで眠る、自分が写っている。「誰かが部屋に入った?」背筋が冷たくなる。写真を拡大すると、クローゼットの隙間に、人の顔のような白いものが見えた。慌てて部屋の電気をつける。クローゼットを開ける。何もいない。安心しかけた、その時。また通知が鳴る。「写真を共有しました」今撮ったばかりの写真だった。画面には、クローゼットを開けて中を確認している自分の後ろ姿。撮影位置は、部屋の入口。誰かがまだ部屋にいる。恐る恐る振り返る。誰もいない。混乱しながらスマホを見ると、もう一枚届いていた。今度は、振り返った自分の顔が画面いっぱいに写っている。撮影距離は、30センチもない。そして最後に、メッセージが届いた。「やっと気づいたね。」送信者は、やはり自分。プロフィール画像だけが、さっきまでと違っていた。そこには、今まさにスマホを見上げている自分の顔が写っていた。

最初の分かれ道

ベッドで眠る、自分が写っている。

  • 「誰かが部屋に入った?」
  • 気のせいか
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